カンボジアステージであるSS4のオーバービューマップはコレ。
国道6号線の北側を蛇行しながら東に向かい、アンコールワットを目指します。
相当物好きのバックパッカーでも、こんなところまで足を踏み入れないでしょう。
普通の旅行では絶対に行かないような、行けないようなところを走るのです!!
SS4がどんな道なのかは、去年メディアとしてコースに入っていた経験と、
コマ図をチェックした時から大体想像できていました。
今日のナビの主な仕事は、道を右だ左だと指示するのではなく、
ひたすら「穴」がある場所をドライバーに知らせることだと。
だっていきなり30km道なりだもの!
そしてその先も「!!!」(スリーコーション)の穴ばっかりだもん!!
ナビにとってこの「穴」というのはくせ者です。
突き当たりだったり、曲がり角だったりはコマ図と実際の地形を一致させやすいし
その後のコマ図の一致もしやすいので、的確にドライバーを導けます。
でも、穴は!!
天候や、ちょっとしたことで変化するのです!
コマ図を作ったときから、しばらく時間がたっていることもあって
コマ図に書かれている穴に砂利が埋められていたりは良いとしても
コマ図に書かれていない穴があったり、コマ図以上に深い穴になっていたり!!
そうなると、どこがどの穴に相対するのかも分らなくなってしまうのです。
まぁ、とにかく「穴がありあますよー!穴です!穴!!」と言い続けるしかないし
あとはドライバーに目視で確認してもらうしかないのです。
罰ゲームか!っていうくらいの穴ですよ、穴。
四点シートベルトで体を固定しても、車の中で体がフライパンの上のポップコーンの豆か!!
ってぐらいはじけて飛び上がるのです。
あまりに車が跳ねるので、インカムのラインが外れたり!!
また、穴だけでなく発射台のように空に向かって盛り上がったコブもあり、
スピードが乗った状態でコブから飛び上がると
勢いで横の水田に飛び込んでしまうのではないか?というくらい!
「穴です!穴!!」と言い続けて75.10kmのPCへ到着!
#103 池町佳生選手!
#111 佐藤直樹選手 #112 石井進選手
バイク勢が次々とゴールするなかで、四輪で一番最初にPCに飛び込んできたのは!!
九州男児!!
タイムカードにチェックを入れて、約26km先のPC CHECK-INまでと急ぎます!
#115 HEO MOON BUM選手
#108 山田伸一選手
バイク勢も続きます!
#12 Chamnan ON-SRI&Cholanat PHOPIPAT選手!
#13 HOT BITS THAILAND BY KEEN
#1 ABTEC SITTHIPHOL GROUP ISUZU BRIDGESTONE
Vorapot BUNCHUAYLUEAP&rakorb CHAOTHALE選手!
#5 MAXXIS N MOTORSPORT ISUZU
Wichai WATTANAWISUTH&Thayapat MEENIL選手
ウィチャイさーん!!
PCのちょっと手前、73.80kmのT字路はこんな感じ!
(ちなみに↑の写真はこのT字路の直前)
T字をバイクが右折!
手なんか振っちゃって余裕ですねぇ!
T字路には大抵こんな感じで、競技車両の進行方向の反対方向に大勢の見物人が!
そして、コマ図にもあるようにT字を曲がった先のGOOD TRUCKはこんな感じの道!
穴ぼこだらけのカンボジアの道ですが、部分部分でこのような路面が現れます。
穴ぼこだらけの道は、延々と続くような気持ちになるのに、
こんな路面のときの5kmはアッという間!
トップチームでは時速150kmを超えるとか!
ラリーカーが猛スピードで走っていきます!
#3 takuma-gp
Takuma AOKI&Kastsuhiko SHIINE&Ittipon SIMARAKS選手
#7 WICHAWAT CHOTIRAVEE
Wichawat CHOTIRAVEE&Thanachok SANSAWAT選手!
#22 TEAM NAIRAN
Yoshiro ITO&Takeshi HIRAKA選手!
速い!!
#17 TEAM INNO
Shoji KATSUMATA&Masayuki FUKANO選手!
哀川翔選手もやってきました!
#8 SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM
AIKAWA Show&Sadatoshi ANDO 選手
#14 MAXXIS N MOTORSPORT ISUZU
Sarun YOOSOOK&Ekachai PANPHIAN選手!
寺田選手もやってきました!
#16 SHOW AIKAWA WORLD RALLY TEAM2号車!
TERADAMasahiro &Tetsuro CHIHARADA選手!
#23 Garage-monchi world rally team
Satoshi TAKENO&Naoyuki YANAGAWA選手!
そして!キター!!
川脇選手が操るトライトン!
#19 Two & four asian rally team
Hiroyuki IIRI/Kazuteru KAWAWAKI / Minako NISHINA
我がチームリーダー#15の青木選手を追い抜いてきました!
実はコースの途中で青木選手が現地の人たちに囲まれながらて
トライトンの修理をしているのを目撃!!
ですが、困っている様子も見られなかったので、颯爽とスルーしてきてしまいました・・・。
#18 Michihiro ASAI&Koji WAKUTA選手!
右のライトが切れちゃってます!
#20 SAKAEO OFF ROAD
Songyos THIENTHONG Nopporn JANGBUMRUNG選手!
#6 MAXXIS N MOTORSPORT ISUZU
Sanjay TAKLE&Musa SHERIF 選手
バイクと四輪の混走となってきました!
#11 Bandit PANTHITA&Anuraks Tosri選手!
その次には、この写真が!
(このブログはタイ人のKIM君やKIM君のお友達、そしてアドベンチャークラスで参加した内野選手や芳澤選手の写真で構成されています。)
これは、紛れもなく#9チームトライアングル☆LRB!
鶴山光太郎選手と青野泰久選手のラリーカーの一部です。
なぜか?ドアの一部の写真しかありません。
少なくともドアは通過した模様です!
#9がご機嫌な様子で走っている動画を発見しました!!
#10 TEAM TRYANGLE☆LRB2号車!
YOSHINOYukio&Kentaro KUMAI選手もキター!
今日は健ちゃんがドライバーです!!
ガレージモンチのパジェロも来ました~!!!
カンボジアステージを快走です!!
#21 Garage-monchi world rally team!
TAKENOSatoshi TAKENONaoyuki YANAGAWA選手!
フロントのサスペンションがずいぶん沈みこんじゃってます!
荒れた路面から受けた、激しい衝撃を物語っていますねぇ。
そして我がチームリーダー!
#15 Two & four asian rally team
AOKITakatsugu AOKI&Roslyn SHEN 選手
車両を修理してラリーに復帰して走ってきました!
後で聞いたところによると、アッパーアームのボルトが折れて走行不能となったものの、
たまたま車内に代わりとなるボルトがあり、交換して走ってきたとこのこと。
たまたまボルトがあったというより、もしかしたら折れてしまうかも?というメカニックの配慮により
用意されていた、ということのようです。
我がチームのメカニックのツボを押さえた予備パーツ選択ですね!
カンボジアのライスフィールド!
地平線まで続く田園風景が広がっていました。
つづく