昨年の2011年、アジアンラリーに私は押しかけメディアとして参加しました。


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AXCR2011

それは、1999年に初めてアジアンラリーに参戦したときから、
ラリーの魅力に取りつかれてしまった、私のラリー好きが高じてのこと。


今まで私が、このアジアンラリーに楽しませてもらった恩返しの気持ちもあり、
私がこのラリーに出来ること全てをするつもりで、
ラリーに参加している人たちを追いかけ、写真を動画を撮りました。



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AXCR2011


現地からの速報としてラリーの現場から携帯電話で写真をアップしたり、
帰国してからは半年以上かけて全ての日程についてのレポートを書きあげました。


手探りで始めたことでしたが、ブログへのアクセス数は想像を超え、やりがいを感じました。

そして、メディアとして伝えることの面白さを知り、
2年目の今年はさらにそれを完成した形にできる、
去年以上のことができるに違いない、という自信もありました。


だから、今年のラリーもまた押しかけメディアとして、参加するつもりでした。





ところが。


今年の春のはじめのころ、

「ナビゲーターとしてラリーに参加しませんか?」

というお話をいただきました。



私にはもったいない話です。


諸手を挙げて参加します!と言いたいところでしたが、迷いもありました。




ドライバーはGTチャンピオンの井入選手とジムカーナチャンピオンの川脇選手。


競技から離れてしばらく経つ私が、オフロード競技に初参戦する彼らを
まともにナビゲート出来るのだろうか?

私でいいのだろうか?


そして、2年目のメディアとしてもやりたいと思っていた気持ちがあったからです。


でも、去年メディアとして参加したときに感じていたことがありました。




ピカピカの状態でスタートしたラリーカーが、
林の中から泥だらけになったり傷ついたりした姿で現れ、
私の目の前をあっというまに走り去り、
また、私が知ることのできないコースの奥へと走っていく。





私は長いコースの一点に存在しているにすぎない。




彼らがどんなところを走ってきて、どんなところへと向かうのか知りたかったし、
競技者として参加したことのある私は、点でしかない自分をもどかしいとも思いました。


私は競技者としてコースに入っていきたい、
競技者としての時間を過ごしたい、と思ったのです。

ラリーそのものを作っていきたいという思いと、それが出来ない自分に葛藤もありました。








久々のラリー参戦は、大変な思いをするかもしれないし、
自分に失望するかもしれないけれど、やっぱりコースを走る車の中にいたい。




不安なことはたくさんあるけれど、思い切って飛び込んでしまえ!



そして、ラリー参戦を決意しました。



こうして私の今年のラリーが始まりました。