すでにアジアンラリーへの参戦申込みを済ませています!
川脇一晃選手も
井入宏之選手も
そして、ワタシも!
参戦予定のチームの皆さん、もう申し込みは済ませましたか~!?
申し込みは公式サイトより、エントリーフォームをご利用ください!
今年のアジアンラリーはお盆の時期と重なっているので
エアーチケットも早めに押さえてしまいましょうね!
MICCHI!オートサービスのミッチこと道畑さん。
クルマで走るのも、乗るのも好きだった道畑さんは
高校を卒業してトヨタの専門学校へ。
卒業後、トヨタのディーラー、フランチャイズの車検屋さんを経て、
MICCHI!オートサービスと、ずっとクルマの仕事をしてきています。
その道畑さんにインタビュー!
仁科「今年初めてのアジアンラリー参戦ですね。
今までで、レースの参戦経験は?」
道畑「トライアングルに参戦したり、カートのレースをやったりしています」。
仁科「どうしてアジアンラリーに出ようと思ったんですか?」
道畑「アジアンラリーに参戦するって、仲間内で話が出たときに、
『面白そうだな、混ぜてください!』って僕が言ったんです。
4×4マガジンでアジアンラリーの記事は以前から見ていたからね」。
仁科「ラリーカーのパジェロの状態はどうですか?」
道畑「パジェロもいじりたいけど、今はなかなか時間が取れなくて…。
でも、4月からもっと手を入れていきたいと思っていますよ!」
仁科「今後の予定は?」
道畑「壊れないように、安心して乗れるように作っていきたいですね。
始めて参戦するんで、ちゃんと完走出来るようにね。
ラリコンのセットアップなんかもしないとですね」。
四日市のジャンレノこと道畑さん。
クルマのメカにも強いから、毎日の整備が必要な
ラリー中でも頼もしい活躍が期待出来ますね!
初めてのラリーをぜひ楽しんでくださいね!
去年、ガレージモンチの仲間と共にアドベンチャークラスに参加し、
ラリーの面白さを知ってしまった柳川選手。
AXCR2011
なんと今年は、ガレージモンチの竹野選手と組んで、
競技者としてエントリーします!!
TRYANGLE2012 柳川選手と竹野選手
その柳川君に、インタビューしてきましたよ~!
仁科「そもそも、どうして車に興味を持ち始めたのですか?」
柳川「車の免許を取りに行ってた時に、仮免許でオカンを助手席に乗せて、
車の運転の練習をしたんですよ。
そうしたら、最初に言われたのが
『前と後ろを3:7で見て、絶対に後ろに抜かれたらアカン!抜かれるな!!』って。
その他にも『ラインがおかしい』とか言われたんです。
それまで僕が車に全く興味を持っていなかったので、
そんな話もしたことも無かったんですが、
実はうちのオカンは結婚する前は鈴鹿のサーキットでレースに参戦してたんです。
その時、初めてオカンのそんな面を知りました。
それに父親のお兄さんは国内をギャランで走るラリーの参戦してたりとか」。
仁科「身近に車のレース関係の人が沢山いたんですね。
それにしてもお母さんが鈴鹿ですか!カッコイイ!!」
柳川「それで車に興味を持ち始めて、大学に入って自動車部を立ち上げて。
パイロンジムカーナから始まり、いろいろやっていました」。
仁科「ちなみにその時、オフロードに興味はあったのですか?」
柳川「オンロードのみで、オフロードには全く無かったな。
レビンとシビックとかで走ってたんで、車高の高い車はカッコ悪いって思ってた(笑)。
で、『これはいけるぞ!』って思って大学を辞めて、トヨタの専門学校に行きました。」
仁科「えぇ~!大学を辞めちゃったの?」
柳川「思い立ったらすぐな人なもんで(笑)。
専門学校を卒業して整備士になり、トヨタのディーラーに入りメカニックをやっていました」。
仁科「整備士だったんですか!」
柳川「そうなんですよ。
トヨタ店だったのでランクルとかセルシオとかをいじっていたんだけど、
やっぱりランクルは好きになれなくて。
タイヤは重たいし車高は高いし、ホイールナットのサイズも違うし(笑)」。
仁科「その頃もジムカーナはやっていたのですか?」
柳川「やってましたよ!トヨタのつなぎを着て、シビックのタイプRで出てました!」
仁科「でも、今は整備士じゃないですよね?」
柳川「トヨタのフロントになれって言われて…。
俺は職人でありたいから『そんなの嫌や!』って辞めてしまったんです。
で、今は鉄工所で働いています」。
仁科「かなり大きな仕事をしているって聞きましたが?」
柳川「直径3m、高さ20mのタンクをたった一人で1週間寝ずに作ったり。
その時は死ぬかと思いました(笑)
あとは、直径が20mのタンクとか。
大きいものが好きだけど、1/100mmの精度の精密機械を作りますよ!
その他にも、溶接の指導をしに外国に行ったり、
お客さんと話しながら設計もするし図面も書くし、自ら作ったり」。
仁科「一人で全部やっちゃうんだ」。
柳川「全部、自分でやりたいんですよ。僕。」
仁科「それで、ガレージモンチのと出会いは?」
柳川「レビンで走っていたら、マフラーが突然落ちたんですよ。
で、どうしようかなって思っていたら、
目の前に会ったのがガレージモンチだったんです。
でもオープンしたてで看板も無かったから、
その時は、絶対ここはクルマ屋じゃないって思っていましたけどね」。
今は看板がありますよ!
仁科「マフラーが落ちたことが運命の出会いだったわけですね」。
柳川「そうなんですよ。なんか気があっちゃって…。
ガレージモンチのみんながジムニーに乗っていたんで、
その影響で僕もジムニーに乗り始めて。
初めは山や川で遊んでいて『面白いな~』って思っていたんだけど、
そのうち『レースやろうよ』って話になって。
そして、何の予備知識もなくいきなりトライアングルに参戦しました」。
TRYANGLE2012
仁科「そして去年は、アジアンラリーのアドベンチャークラスに参戦し、
今年はコンペティターで参戦、と」。
柳川「そうなんです。思い立ったらすぐな人なもんで(笑)」。
仁科「アドベンチャークラスで参戦してみて、どうでしたか?」。
柳川「竹野さんがドライバーで、僕がナビだった時に、
なんかこうピン!としっくりくるものがあって。
競技に参戦している人から見たら遊びみたいなもんかもしれないけど。
これはハマったぞ、かみ合ったぞ、これはイケルと思いました」。
AXCR2011 アドベンチャークラス
仁科「でも、ドライバーではなく、ナビに?」
柳川「僕は運転する方が好きだったんですが、ナビって面白いですよね。
目的地に連れて行けるのはナビのおかげなんだよって」。
仁科「では、今年のレースではナビ専門?」。
柳川「まぁ、竹野さんと相談して。疲れ加減とかによりね。
なんか僕は派手なことが好きなんだけど、
裏方的なことにピンと来たのは珍しいです」。
仁科「今年のアジアンラリー、楽しみですね」。
柳川「楽しみで楽しみで。考えるたびにワクワクして」。
仁科「ラリーカーも自分達で作っているんですよね?」。
柳川「ジムニーで作っています。
部品作りながらも『うわー、これ走ったらどうしようって』ワクワクして。
昨日もフロントのバンパー取り付けたりしたんだけど、
取り付けしながらニコニコしてしまって。
これが走ったらどうなるんだろうって想像するとね」。
仁科「クルマ作りから楽しんでいるんですね」。
柳川「もう、楽しみしかないです。
楽しみすぎて何していいかわからないぐらい!
バンパーつけながらニヤニヤして(笑)。
必要以上に仕上げこだわったりしてね。
今年のラリーは盛り上げますよ!」。
元水球部、焼けた肌に白い歯がまぶしい柳川選手!
ガレージモンチの仲間と共に
ラリーを盛り上げてくれること間違いなしでしょう!!
公式サイトに今年のアジアンラリーのコースが発表されました!
でもこれは大まかな移動と宿泊のコース発表デス。
競技者は、競技の前日に配られるLEGマップで、実際に競技で走るルートを知ることとなります。
(といっても毎日、翌日分のコマ図と大まかなオーバービューマップが渡されるだけで、
詳しい地図がもらえるわけではありません。)
アジアンラリーと言えば、舗装路あり、
AXCR2011
AXCR2010
ジャングルあり・・・
AXCR2003
渡河あり!!!!!!!
AXCR2004
AXCR2005
In the river
泥濘地ありの!
こんな様々なシュチュエーションのアジアの大地を四駆で走り抜けるコースが魅力なのです。
もちろん、競技だけでなくその途中で触れ合う現地の方々との交流や、
宿泊地に設定されている街での外食なども楽しみの一つです。
ところで、その競技ルートはどのように設定しているのでしょうか?
そこらへんのお話をオーガナイザーの笹さんにお話を伺ってみました!
AXCR2011 Mr.Sasa
(仁科)競技ルート作りはいつごろから始めるのですか?
(笹)ルート作成のスタートはラリーが始まる4ヶ月前の4月頃から試走を始めてますね。
(仁科)競技ルートを決めるまでに、どれくらい調査するのですか?
(笹)だいたい4回ぐらい。最終の競技ルート決定は7月後半かな。
このラリーも長年やっているので、どのエリアがどんなコースなのか分かっているからね。
以前は、7月に入ってすぐに競技ルートを決定していたけど、
大雨などであまりにも道が変わってしまうので、今はギリギリにやっています。
ACXR2011
そして、前日に最終確認の走行を行っています、以前はラリーがスタートする2時間前にやっていたのですが。
競技の進行が速くなりすぎて、0カーが抜かれてしまうこともあって(笑)。
※0カーは競技車より先行してラリーの全てのルート上を走行し、SSで安全上の最終確認を行うオフィシャルの車です。
(仁科)コマ図を作るのはどの車でやっているのですか?
(笹)以前はランドローバーで、今はストラーダでやっています。
その車にはツイントリップとGPSを搭載しています。
(仁科)ちなみに、それはどなたですか?
(笹)実際に現場に行ってコースの草案を作成するのはピタックさんです。
AXCR2011 Mr.Pitak
その後、競技ルートを詰めていき、最終的に競技長も試走して決定します。
(仁科)競技ルートにはどのような道を選んでいるのですか?
(笹)農道、村道、生活道路に、けもの道、さらには道なき道もね。
AXCR2010
AXCR2010
AXCR2010
AXCR2010
(仁科)そうそう、私がナビとして参戦した時に「本当にここなの!?」
っていう車の背丈ぐらいある草をかき分けて進入していくような道を走った事もありました…。
(笹)そうだね。特に道なき道は主催者側の意向ですよ(笑)。
遊び心とでもいうか。草をかき分けて行くような道は、よっぽど自信が無いとナビ出来ないでしょ?
クロスカントリーラリーは、事前レッキが無いので、ナビがペースノートを読めばいい訳ではないんだよね。
だから、このラリーのナビはWRCより難しいと思うよ。
※事前レッキ・・・事前試走の事。通常のラリーはコースの下見ができペースノートを作成できる。
ナビの役目はカーブの曲率や路面状況を実車の走行に合わせてペースノートを読み上げて伝える事。
(仁科)確かに難しい時もありました。そんなとき私は、現場のにおいを嗅いでナビをしました!
(笹)そうだった?でも、いざとなるとアナログの人の方が強いよ(笑)。
コース作りに関しては、僕としても「皆に楽しんでもらいたい」という気持で作っているからね。
雨が降ってコースがヌタヌタになるのを待ち望んでいる時もあるぐらいだし(笑)
AXCR2011 LEG3 オーガナイザーの願い!?
(仁科)・・・・。
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ちなみに、FIAへの申請は前年の7月31日だそう。
つまり、今年のラリーが始まる前に来年のラリーの申請を行っている訳ですね。
間もなく、ピタックさんがタイで競技ルートを走り始める頃ですね。
今年のラリーは一体どんな道を走ることになるのでしょうか!?
楽しみですね!