ASIA CROSS COUNTRY RALLY 2012 アジアクロスカントリーラリー AXCR2012

アジアクロスカントリーラリー2012 に関する情報を発信しています!

2012年08月

Rally Report ①

昨年の2011年、アジアンラリーに私は押しかけメディアとして参加しました。


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AXCR2011

それは、1999年に初めてアジアンラリーに参戦したときから、
ラリーの魅力に取りつかれてしまった、私のラリー好きが高じてのこと。


今まで私が、このアジアンラリーに楽しませてもらった恩返しの気持ちもあり、
私がこのラリーに出来ること全てをするつもりで、
ラリーに参加している人たちを追いかけ、写真を動画を撮りました。



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AXCR2011


現地からの速報としてラリーの現場から携帯電話で写真をアップしたり、
帰国してからは半年以上かけて全ての日程についてのレポートを書きあげました。


手探りで始めたことでしたが、ブログへのアクセス数は想像を超え、やりがいを感じました。

そして、メディアとして伝えることの面白さを知り、
2年目の今年はさらにそれを完成した形にできる、
去年以上のことができるに違いない、という自信もありました。


だから、今年のラリーもまた押しかけメディアとして、参加するつもりでした。





ところが。


今年の春のはじめのころ、

「ナビゲーターとしてラリーに参加しませんか?」

というお話をいただきました。



私にはもったいない話です。


諸手を挙げて参加します!と言いたいところでしたが、迷いもありました。




ドライバーはGTチャンピオンの井入選手とジムカーナチャンピオンの川脇選手。


競技から離れてしばらく経つ私が、オフロード競技に初参戦する彼らを
まともにナビゲート出来るのだろうか?

私でいいのだろうか?


そして、2年目のメディアとしてもやりたいと思っていた気持ちがあったからです。


でも、去年メディアとして参加したときに感じていたことがありました。




ピカピカの状態でスタートしたラリーカーが、
林の中から泥だらけになったり傷ついたりした姿で現れ、
私の目の前をあっというまに走り去り、
また、私が知ることのできないコースの奥へと走っていく。





私は長いコースの一点に存在しているにすぎない。




彼らがどんなところを走ってきて、どんなところへと向かうのか知りたかったし、
競技者として参加したことのある私は、点でしかない自分をもどかしいとも思いました。


私は競技者としてコースに入っていきたい、
競技者としての時間を過ごしたい、と思ったのです。

ラリーそのものを作っていきたいという思いと、それが出来ない自分に葛藤もありました。








久々のラリー参戦は、大変な思いをするかもしれないし、
自分に失望するかもしれないけれど、やっぱりコースを走る車の中にいたい。




不安なことはたくさんあるけれど、思い切って飛び込んでしまえ!



そして、ラリー参戦を決意しました。



こうして私の今年のラリーが始まりました。

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帰国してます!

競技者として参戦し、無事完走した2012年のアジアンラリー。


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メディアチームとしても参加した経験もある私として思うのは

はやりこういった、文章や写真を交えた報告書の形で残すことの大切さです。
(って、ブログですけど!)



競技者として参加すると、ゴールしたことで満足しちゃうし

帰国後は、参戦するためにしわ寄せを受けていた仕事なりプライベートなりに

時間を割かなければならなくなり、それらに追われている間に

どんどん時間が過ぎていき、つい書きそびれてしまう。。。





でも、



動画や写真みたいにあとで整理すればいいや、って物でもなく

1999年2000年2001年2004年

あの時に書かなければニ度と書けなかったと思うし

書きたい、書かなければ、と思うのです。


今の世の中、Web検索で引っかからなければ、
デジタルのデーターで出回っていなければ

無いも同然、という恐ろしい?意見もあり。。。







競技者としてストイックになればなるほど、どこの国を走っていようが関係無くて

重要なのは、どんなコースでどんな路面状況か、

どんなふうに走るか、どんなふうにナビゲートするか、だけで

国の違いも道の違いも、ほとんどがフロントガラスで切り取られた景色で見てたし

それ以外のことには、あまり関わっていられなかったけど!



メディアチームじゃないから、写真も少ないし

去年みたいなレポートは書けないかもしれないけど。。。

(メディアチームはラリー中はデータ収集の場で、帰国してからが勝負!って感じでなので、
バリバリ書けたのですが~)



それが今年のラリーだった、ってことで

このブログもこれからボチボチ更新していきますよ~!

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LEG5終了!

LEG5 SS5は約70km。
ドライバーは井入選手です。

去年の最終SSの逆走コース!

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昨日ほど穴ぼこステージではなく、堅く締まったフラットダートで
最高で140kmぐらいは出てたかな!?

カンボジアの村々を抜けて、野を越え山を越え、ゴール!!!

無事にゴールすることができました!



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参戦表明から実際のゴールまで、半年近くかかってここまでやってきました。

久々に競技者としてラリーに参戦できたことは本当にうれしかったし、
やっぱりラリーは、走ってこそ!

この経験は何物にも代えがたいものです。

特に今年は「競技」という部分を意識して走ったことは
今までに無いことでした。




このような体制で参加させていただいたことは、本当にいい経験でした。

何の根拠も無く、今年のはじめに「今年は飛躍の年!」と宣言していたことが
こういう形で現実のものになるなんて!


貴重な体験をさせていただいたことに感謝します。

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ロスリンとワタシでレディース賞をいただきました!



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明日はアンコールワット観光!そしてバンコクまで帰ります!!

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LEG4 終了!

タイ-カンボジアのボーダーを超え、SS入り口までコンボイで移動!

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途中、穴ぼこだらけの道を走り、SSへの期待?不安?が広がります!


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SSの入り口には、大勢の人たちが!

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本日のドライバーは川脇選手!






穴だらけのセクションで、内臓の位置がひっくりました!

私たちのチームは8位でゴール!

ゼッケン15の青木、ロスリン組みは、SS途中で足回りのトラブルに見舞われましたが
その場で修理してラリーに復帰!


今日から宿泊地はカンボジアはアンコールワットの近くのホテルです。
ホテルに戻るまでに、遺跡の中を走りました!

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世界遺産の中を車で走れるなんてなかなか出来ないことですよ~!



ピットでは私たちの車を遅くまで整備してくれていました。

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こんな体制でラリーに参戦できるなんて、本当にありがたいことです!

感謝感激!





毎年の風景



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そしてカンボジアへ

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ツーアンドフォー アジアンラリーチーム (井入・川脇・仁科号)

今日は全てのエントラントがタイのサケオからカンボジアへ向かいます!

国境まではコンボイ走行でタイ出国&カンボジア入国後にLEG4のSSが始まります。

昨日までドロドロだったラリーカーは朝にはピカピカです

青木・ロスリン号は昨日のSSでフロントドライブを破損して二輪駆動状態でゴール

フロントドライブを夜を徹して交換し今日はまたSSへ復帰します

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雨&夜間作業でトランスミッションを降ろしフロントドライブセクションを交換

現地メカニックの方達のおかげで私たちは今日もラリーを続ける事ができます

感謝です!


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ラリーはあと2日間!

チームの完走を目指してがんばります(^^)

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