国境付近には、カジノや高級ホテルが立ち並び、
少し離れた場所にはバックパッカー向けのゲストハウスなどもあり、賑わっています。
ですがホコリっぽいのなんの!
やがて、道沿いの建物の高さが低くなってきて緑が多くなってきました。
道沿いには、ラリーカーを一目見ようと大勢の人が集まっています。
この道は、アンコールワットへと続く道。
途中、途中に街が現れます。
しかし、埃っぽい!
アスファルトの上に砂が乗った状態なので、グリップしないとドライバーの川脇選手。
そして、メインストリートを外れてSS入口に近づいてくると!!
今日のSSの前哨戦ですか!!!?
路面は堅く、砂利が浮き、穴ぼこだらけ!!
牛キター!!
ラリーカーの助手席から見るコンボイ走行は壮観です!
そしてアンコールワットに遠くない、カンボジアのとある場所がSSのスタート地点!
哀川翔選手!
前回、押しかけメディアとして参加した時は、話す機会も多かったのですが
競技者として参加した今年は意外と話せてない!!
カンボジアステージを前に、どのチームもラリーカーのメンテに余念がありません!
ラリーカーの前でびしーっとポーズを決めているのは平賀選手。
あれ?クルマが違わない!?
#11バンディット選手、SSは必ずレーシングスーツで走ります!
オレンジのTシャツを着ているのは、ワタシの友人であるkimさん!
このブログの写真も、kimさんからもらったものをたくさん使わせてもらっています!
ガレージモンチの両選手、バンディット選手とは何言で話をしているのでしょうか!?
この車、タイの方が運転しています。
アジアンラリーを追っかけて、カンボジアまで来ちゃいました!
スタート付近には物珍しそうにラリーカーを見る地元の人たちが!
カンボジアステージは、バイクが先にスタートします!
カンボジアでのスタート順について、オフィシャルから説明がありました。
昨日までは前日のSSの順位が翌日のSSのスタート順でしたが
カンボジアステージからは、オーバーオールの成績順で出走するって!!!
えーぇ!?
そうなの?そうだったっけ?
これは、上位を争うチームにとって一大事です!
このアジアンラリーでは、ライバルチームよりも先に出走することで
特にアドバンテージが得られるのです。
例えば、後続の車は砂埃で前方の確認がしにくくなる。
泥濘地においては、後になればなるほど轍が深くなり、コースコンディションが悪くなることが多い。
コースに丸木橋のように、もろい橋があったりすると、後続の車が走る頃には橋は壊れて無くなっていたり。。。
前を走るライバルチームのラリーカーに追いついたとしても、
戦略としてブロックされて、追い越しを阻止されたり。
もちろん、先を走る車も大変です!(特にナビゲーター)
わずかなミスコースも許されません!
その一瞬のミスで、後続の車に抜かれてしまうかもしれないのです!
どうして、カンボジアではスタートオーバーオールなの?
昨日のSSのリザルト順じゃないの?と聞いてみたところ
「昨日のSSのリザルトが無いし」
えぇえぇ~???????
初めからカンボジアはオーバーオールで走る予定だったから
昨日のSSのリザルトが手元になかったのか、
昨日のSSのリザルトが無かったから、
オーバーオールの成績で走ることになったのかは分かりませんが、
チーム九州男児のナビゲーター、内田選手は猛抗議!
そこで私は、スマホで撮影した昨日のリザルトと、
↑コレね。
それをもとに私がメモした出走順を見せると
「OK!OK!」
と、私の書いたメモを紙に写し書きをして
あっさりスタート順が昨日のSSのリザルト順となりました!!
いや、私たちのチームはオーバーオールの成績だろうが、
昨日のSSの成績順だろうが、出走順にそれほど影響はなかったんだけど、
昨日、SSをトップの成績で走り切った九州男児にとっては大問題だったのです!
(九州男児はオーバーオールではトップでは無い)
この件で、九州男児のナビゲーターをしていた内田選手には感謝されたのは言うまでもありません。
もしかして、ラリースタート前のブリーフィングでそんな話もしてた???
ま、いいか。
交渉力がものを言う!?これもアジアンラリーです!!
まもなくスタートです!