さっきのダイナミックな川渡りから20Km弱。


道の先に、砂煙が上がっているのが見えました。


草の陰から白いピックアプが見え隠れしています!


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LEG3(参考画像)



インドチームのD-MAXです!





こうなると、ナビとしてはちょっとホッとするところでもあります。


だって、コマ図どおりにちゃんと走れている!ってことだから。
(とはいえ、集団でミスコースすることもありますが)




仁科「次、道なり左で川を渡って右!」



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と思ったら、前を走るインドチームのピックアップが

その手前で右の茂みにサッとクルマを入れました。


「??????」


確かに道は左でいいはず。


私たちに道を譲ってくれたのかな?



いいや行っちゃえ!!



フロントガラスからインドチームの車が消えて、車体が左を向くと、目の前には小川が。






ここで、問題なのは小川ではなく深い段差!!。


しかも左手には深そうな池まで伴ってる!


普通に行ったら段差にフロントを突っ込んだ状態で、上がれなくなるのは目に見えています。



仁科「・・・えーっと、後ろにインドチームもいるし、行ってみましょう!

ダメだったら引いてもらえそうだし」


井入「よっしゃ、いくで~!」



ガクン!



フロントタイヤが溝に落ちたところで、身動きが出来なくなりました。


バックもできません。



右側に盛り上がった土手に上手いことタイヤが引っ掛かれば、行けそうかな~??

と思ったんですが・・・。



こうなるとサードシートの川脇選手の出番です!!


身動きのとれなくなった車から降りて、


レスキューグッズを取り出して、けん引の準備です!



私はインドチームに身振り手振りで「引いて~!!!」とお願い。



川脇選手と協力して、けん引フックをインドチームのピックアップと

トライトンに掛けて引いてもらうことに。




でも、上手く引き上がらなかったら・・・、

そして、そのまま左手にある池に落ちて行ったらどうしよう、

不安な気持ちで一杯になっている私をよそに、クルマはあっけなく引き上がりました。


よし、こうなれば、アタックあるのみ!?


ロープを外して、再びアタック!

しかし、再び段差を越えようとするもやはり越えられず身動きが取れなくなりました。



そしてまた、インドチームのお世話になることに。



時間に追われて、困難な状況に追い込まれる。


うわー!!このアドレナリンがバンバン出る感じ!!



これですよ、これ!!これぞラリ~!!




なーんて悠長なことも言ってられません。




そうそう、こんな時でも井入選手と川脇選手は私と違って落ち着いていてくれたので、

本当に助かりました!





さて、どうしたものかと思っていたところで



神の助け!!




我がチームリーダー、青木考次選手の登場です!!


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青木考次選手(参考画像)





インドチームの後ろに、赤いトライトンが!!



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(参考画像)LEG3





もうね、後光が差してましたよ!




青木選手は小川のなかの大きな石をどかし、井入選手にひと言、ふた言、声をかけました。



そして、トライトンは小川に向かって走っていきます。






見事!トライトンは段差を超えました!!



川の手前でトライトンに置いて行かれる格好となった私と川脇選手。





躊躇することなく水の中に入って川を渡り、トライトンに滑り込んだときの私をみて




チームメイトがそのワタシの「男らしさ」に惚れたとか惚れないとか!?




息を切らせてヘルメットとシートベルトを付け、コマ図の確認してラリー再開です!!



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LEG1(参考画像)


実はこの時、先を急ぐあまり後続の青木選手たちを置いてスタコラサッサと行ってしまいました!!!


同じチーム同士、こんな時は後続がちゃんと来るのか確認するものですが、

まぁ、青木選手だし、このトライトンが行けたんだから行けるでしょ!

って気持で・・・


でも後日、青木選手にその時のことで「まったく、恩知らずなやっちゃな~」と言われてしまいました。
(でも、ネタばれですが、そのあとででっかい恩返しをするんですよ!!)


言いわけはダメですね。あの時は本当にごめんなさい。



その青木選手が操るトライトン、私たちと同じクルマとは思えない走り。




青木選手にとってアクセルはきっと、ON-OFFのスイッチなんだと思う。


しばらく走ったところで、たちまちブチ抜かれてしまいました!



ちなみに青木選手の走りはこんな感じ!!↓↓↓


ASIA CROSS COUNTRY RALLY SUPER ACTION !





そうそう青木選手との後日談として


仁科「青木選手、本当に速いですよね~」


青木「せや、悪いけど何度も抜かさせてもらったでェ!」




えーっと。。。私たちを何度も抜いたってことは、

私たちに、何度も抜かれてるってことですよねぇ・・・(笑)