「スウィーパー Sweeper 」

なんのことでしょう?

クロスカントリーラリーには欠かせない存在 それが「Sweeper」です!



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このクルマのゼッケンに注目! 

「Sweeper」と表記してありますね。

別名「掃除屋」

その役目は文字通りでラリーコース上で走行不能になったラリーカーを回収するためのクルマです。




走行不能になるには様々な理由があります。

コース上に無数に存在する木や岩に衝突し破損して走行不能になるラリーカー。

悪路で自力脱出できなくなるようなスタックを演じてしまいそのままリタイヤしたラリーカー。

ミスコースで行方不明になってしまうラリーカー。




日が落ちて真っ暗になってもラリーカーを引き上げて回収する役目を担っているのが「Sweeper」です。

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AXCR2010


ラリーカーと違って悪路走破性と回収作業に主眼を置いた造りになっていますね。

荷台には道具類、排気管は上方まで延長してあります。





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AXCR2011

彼がドライバー

名前を聞き忘れました! ゴメンナサイ!

フロントにはモチロン、ウインチが装備されていますね!

アジアンラリーは競技規則でウインチの装備が強く推奨されています。

もちろんラリーカーにとって重量がかさむウインチ(架台も含めて50Kgほど)を装備するのは

躊躇するところ。

しかし。。。 ことクロスカントリーラリーとなるとウインチを使うようなトラブルは良く発生します。

http://youtu.be/RkjBL1ln9o0







これは懐かしい映像!



これがクロスカントリーラリーです!

ハイスピードで悪路を疾走するばかりがアジアンラリーではありません。



・・・と いうわけで 

自力でSSのゴールへ向かえないラリーカーは
最後にスウィーパーさんのお世話になる事もしばし。

もちろん,その時点でタイムオーバーとなっていますので
大ペナルティを課せられます。

競技成績には大きく響いてしまいますので
競技者はこのクルマにはお世話にならないように

慎重に競技を進めなければなりません。




さて・・ 少し「掃除屋さん」のクルマを覗いてみましょう!

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荷台にはなにやら道具がいっぱい!

牽引道具なども収納されているのでしょうか?

ラリーカーにも脱出のための基本的なツールや牽引道具は装備されていますが

不足することもあります。

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わだちの深い悪路に強い大径タイヤを装備するために
フロントサスペンションは改造されています。

ナックル部分をスペーサ(白く見える部品)で移動してありますね!

ステアリングリンクもスペーサー部分に取り付けてあります。

ドライブシャフトの角度はきつそう・・

ショックアブソーバーはダブル装備です。

このへんはラリーカーを意識しているのかな!?


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リアサスペンション部分

飛んだりはねたりするわけでは無いのでホーシングの補強などはみあたらず。

ただしデフ部分にはガードが装備されています。

後ろもショックアブソーバーはダブルで装備。

そして・・ ガードに守られた奥にはLPGボンベ。

そうです! このクルマはLPガスで走るのです!

タイではLPG仕様のクルマがたくさん走っています。 

おおきなトラックもLPGボンベを搭載しているのをよく見かけます。

ガソリンよりも安いのかな!?


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車内は普通ですねー。

無線機やGPS、お手製のコマ地図クリップなどが現場風!

そして。。。。


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よく使う工具は取り出しやすい場所に!

よく使うヤカンもいっしょ!




ヤカン!?



確かにあると便利かも!

オーバーヒートしたラジエーターに水を足したり・・

カップラーメン(タイ風)をどこでも作れるし・・


つい気になって撮ってしまいました!


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これはAXCR2011 カンボジアでのショット

今年はバイクのクラスも新設されたので、
バイクの回収が出来るスイーパーが増えるとか!?

今年のラリーでも宜しくお願いしますね~!