ASIA CROSS COUNTRY RALLY 2012 アジアクロスカントリーラリー AXCR2012

アジアクロスカントリーラリー2012 に関する情報を発信しています!

カテゴリ:ガレージモンチ

アジアンラリーの洗礼

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「Garage-monchi world rally team 」 

今年、三菱パジェロ5ドアとスズキジムニーの2台をアジアンラリーに持ち込んだガレージモンチ

二日目となるDAY2 SS2でパジェロがSS中コースアウト、立ち木にヒットして後部を大破

ドアパネルを失いさらにリアホーシングを曲げ自走不能との情報

しかしながらSS内のオフロードから
自力で抜けかろうじて公道へ復帰

以後のSS走行は断念しそのままオフィシャルホテルへ向かう

満身創痍のまま走行を続けるがついにリアシャフトが悲鳴をあげ自走不能となった

なんとか深夜に帰還するもホーシングは交換しなければ以後のラリー続行は断念せざる終えない

チームはこのままリアホーシング交換を含めたラリーカーの普及作業へと突入

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竹野氏 「とにかくカンボジアまでは連れていかんとあかん」

2011年アドベンチャークラスへ参加したときに湧き出た想いは今年も変わりは無い

2台共にゴールゲートをくぐる事は彼らの使命だ


初アジアンラリー参戦、二日目にしてアジアンラリーの洗礼を受ける事となった

彼らは必ずカンボジアのゴールゲートをくぐると確信している

彼らの背中にはそれを可能にする文字が刻まれているからだ

今、現在も朝のスタートへ向けて懸命の作業が続いている

2012-08-14 05:10 

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カテゴリ: ガレージモンチ  現地より速報! 

ガレージモンチ 井原永里選手 (再掲)

「J-OFF」、「FJ CRUISERMAGAZINE」の編集長山本さんが私の書いた「井原選手」の記事をアレンジしてくれました!

同じ内容でも、また少し違った印象になるのが文章の不思議ですね。
掲載許可をいただきましたのでご紹介しますね



「去年楽しかったから、それ以上楽しもうと思ったら選手しかないなと思ったのです」

 そう語るのは、井原永理選手。

「えりりん」こと、ガレージモンチのマスコットガール(?)である。

 ガレージモンチは去年、タイ~カンボジアで行なわれたアジアクロスカントリーラリーに、ラリーを体験できるアドベンチャークラスで参加した。

その中に彼女の姿もあった。

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初めてのラリー体験、それがしかも海外ラリーだ。彼女自身、気持ちが大きく成長した。

その彼女が、今年コンペティションクラスでアジアンラリーに参加するという。

 「パジェロに3人乗って出ます」。

そう、「TEAM TRYANGLE」が乗り過去3回のアジアンラリー全行程を走破したマシンだ。
そのパジェロが今年もまたアンコールワットを目指して走る。

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AXCR2011

当初、井原さんではない3人1組で参戦予定だったパジェロ。
その中の1人が急遽アジアンラリーに出られなくなったのだ。

「余ったシートを狙っていました」。

3人乗車だと、ドライバー、ナビゲーターの基本2人に、もう1人後部座席にプラスされることになる。
 「ワタシはドラテクもないし。だからラリーに参戦するとしたら、3人の中の1人で出られたらなと思っていたのです」。
 運なのか巡り合わせなのか。ともあれ、第3の競技者として彼女の名前がラリーカーに刻み込まれた。

「役割はちゃんと自覚していますよ!」。

 2人ではできないことも、3人いればどうにかできることがある。
スタックしても、疲れてきても、2人より3人のパワーの方がはるかに乗り越えられる。

 「えぇ、ワタシは癒し系ですからね(笑)」。

 元々、彼女は競争心というものが無いという。
だから競技の中の結果には関心がなかった。
しかし、結果だけではない参加する人たちの楽しさを見てきた。

 「その輪に入りたいと思ったことがスタートなんです」。

 競技に参加すれば向上心も出てくる。当然、テクニックも上がる。やること自体が面白い、そして輪の中にいることが楽しい。
 みんなが頑張り、みんなが助け合う。真剣に遊び、誇りを持って楽しむ。だから、その輝きが違う。

「モンチの人たちの魅力って、チームワークなんです」。

 そのチームワークで、ラリーカーを仕上げた。
同じくアジアンラリーに参戦するもう一台のジムニーもイチから作り上げた。
彼女が乗るパジェロには今までの参加者の想いが詰まっている。

 「今、みんなで作っています。本当に手作りなんですよ」。

 工場のラインを流れ、いつしか完成されるクルマではない。
そのカタチには人の手、時間、想いが込められている。
それはクルマを走らせる人だけではない。
現場には行けないが準備を手伝ってくれた人たちの想いが詰まっている。

 「だから完走して、みんなで笑いたいなと思っています」。

 ラリーだから、どのような結果になるかは分からないだろう。
でも、諦めなければ、自分に負けなければ、アンコールワットが見えてくる。

その時はきっと誰よりも笑顔になることだろう。

3番目のリアシートから見続けた景色がかけがえのないものになるからだ。



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カテゴリ: ガレージモンチ  インタビュー 

ガレージモンチ ラリーカー シェイクダウン!

ガレージモンチのラリーカーが福井のダート場でシェイクダウン!

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こちら、シエラのボディを乗せたジムニー。


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竹野選手と柳川選手!






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そして去年までのトライアングル号だったパジェロ!


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道畑選手と西村選手!












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どうです!?ピッカピカでしょう~♪



この2台がラリーに向けてシェイクダウンを行いました!









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ここでいうシェイクダウンとは、仕上がった車両のテスト走行のこと!


ガレージモンチのラリーカーは、去年のラリーが終わったときか、みんなで作り始め
とうとう試走までこぎつけました!!


パジェロ完成!




ジムニー完成!













まもなく船に揺られて一足先にタイへ向かいます!

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みんなの思いが詰まったラリーカー!
アジアの大地を駆け抜ける日はもうすぐです!


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Minako Nishinaaxcrコメント(348)  
カテゴリ: ガレージモンチ  AXCR2011 

ガレージモンチ 井原選手インタビュー!

ガレージモンチのマスコットガール、えりりんこと井原永理選手。
去年のアジアンラリーにアドベンチャークラスで参加。

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AXCR2011





そのレポートがフリーマガジンにも掲載されました!

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PDFはコチラ!



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PDFはコチラ!



そのえりりん、なんと今年はこの3人でチームを組んでコンペティターで参戦します!


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その意気込みをインタビューしてきましたー!



仁科「今年のアジアンラリーに参戦するそうですね!」


井原「3人1台で参戦予定だったパジェロ号が、
急遽一人出られなくなって、余ったシートを狙っていました(笑)。


去年アドベンチャーで参加して、すっごく楽しかったので、
これ以上楽しもうと持ったら選手だなって思っていて。


でも、私はドラテクもないし、
出るとしたら3人の中の1人で出られたらな、って思っていました。

だから今回はものすごく良いめぐり合わせで、
ありがたいなと思っています。






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AXCR2011


仁科「井原さんはトライアングルに参戦している、
数少ない女性エントラントですよね。

トライアングルに参戦し始めてどれくらいになりますか?」。



井原「4年ぐらいですね」。




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仁科「じゃぁ、オフロード経験も結構あるってことで、
アジアンラリーも大丈夫ですね!」


井原「トライアングルとラリーはぜんぜんちがいますからね~。
スピード系は苦手なんです~」。


仁科「いやいや、去年のアドベンチャーの経験もあるし、
トライアングルの経験もあるから、ものすごく期待しています!
井原さんは気が利くから、男くさい2人も楽しめると思うよ!」。


井原「だといいですね。役割をちゃんと自覚して」。


仁科「どんな役割ですか?」


井原「癒し系。いやしがかりです(笑)」。







仁科「ところで井原さんは、もともとクルマに興味があったのですか?」。

井原「全然。私は競争心が無いものだから、
初めは競技も何が楽しいんだ?って思っていました。


でも、モンチの人たちが楽しそうにやっているのを見て、
その輪に入りたいなってところからスタートしました。

そのうち向上心も出てきて、
今や表彰台を狙うくらいになってきてるし。

って乗ったことないですけど!(笑)」




仁科「今や、井原さんはすっかり輪の一員ですよね!」。


井原「モンチの人たちって、チームワークがすごいんです。
みんなで一所懸命相手のことを思いながらやっているんで。
私は面倒を見てもらいっぱなしなんですが」。



仁科「今、すでにえりりんはモンチの癒し系でしょ?」。


井原「誰もそんなこと思ってないですよ。速くみんな、気付いてほしいですよね(笑)!」





仁科「ガレージモンチに対する思いは!?」

井原「人に迷惑をかけなければ、
こんなにアホでいいんだっていうのを学びました!

こんなに楽しんでいいんだ!遊びに誇りを持っていいんだって」。

仁科「遊びに誇りですか?」


井原「そう、みんな誇りを持って遊んでいます」。

仁科「いいですね!」




仁科「では、今年のラリーについての、意気込みを!」


井原「ガレージモンチから、パジェロとジムニーの2台がラリーに参戦します。

ジムニーは1から作った車だし、
パジェロは去年の楽しかったアジアンラリーで
応援していたトライアングル号なので、ものすごく思い入れがあります。


だから、ガレージモンチにパジェロが来た時点ですごくうれしくて。


それを今、みんなで作っています。

本当に手作りなんです。



しかも、競技に参加する人だけでなく、
ラリーに行かない人たちもみんな一緒に作ってくれています。



だから、完走して、みんなで笑いたいなって思っています。

パジェロとジムニーで笑顔でゴールしたいです!」。



アンコールワットで笑顔でゴールしましょうね!
期待しています!

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カテゴリ: インタビュー  ガレージモンチ 

竹野選手 ジムニー紹介!

今年のラリーにジムニーで参戦する竹野選手。

ラリーカーのジムニーについて突撃インタビューしてきました!



仁科「ラリーカーのジムニーはどんな感じなのですか?」。

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竹野「1300のシエラをベースに、ジムニーのハイルーフのボディを上に載せています。
その辺は、ガレージモンチでいつもやっている仕事の延長ですね」。




仁科「どうしてベースにシエラを選んだのですか?」。


竹野「現状では、現行のコイルのジムニーで行くべきなんだろうけど、
僕らはリーフの11が好きで、11で遊んでいるから、
どうしてもあのリーフで走りたかったんです。


それと、あの顔が欲しかった。


ラリーに行くなら、あの形でって思っていました。

だから、もし11がダメだったら下をコイルにしても、
上だけ11を乗せるような改造も考えていました。


全般的に考えたら、リーフの方が性能が劣るかもしれないけど、
リーフの方が壊れにくいと思うから。

それでリーフを選んだんです」。




仁科「リーフにこだわっているのですね」。


竹野「リーフしか乗ったことが無いですから。だったらリーフに乗りたいでしょ」。






仁科「では、なぜジムニーにこだわっているのですか?」


竹野「ジムニーが好きなんです。

だって、去年タイにアドベンチャークラスに行ったのも、
ジムニーでトライアングルに参戦していたことがきっかけだし、

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TRYANGLE JAPAN FINAL 2011


ジムニーのおかげでこのメンバーとも知り合えた。

言わばジムニーが引き合わせてくれたようなもんですよね。

だからジムニーなんです。

それに、ジムニーだったらガレージモンチにいる仲間たちの想いも
一緒に持っていけるかなって思って」。


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TRYANGLE 2012



仁科「ガレージモンチにいる仲間たちの想い、ですか」。


竹野「ラリーで勝ちたいとか、壊さないで走りたいって思ったら、
もっと大きくて新しいクルマにしたらもっと楽かと思うけど。

みんなの思いも持っていきたいな、って。

それだけですね」。




竹野「それに、ジムニーに乗っている子って一杯いるでしょ。

その子たちにとって、僕らがジムニーで出ることで
『アジアンラリーにジムニーで行けるんだ!じゃぁ来年挑戦してみようかな、
来年はだめでも2年後に出てみようかな』って
目標を持ってやってもらえるんじゃないかなって。

そうなれば、もっともっとこの業界から元気を発信できるかなって思うしね」。


竹野「ジムニーを選んだことで、インプスの関根さんとか、
ワイルドグースの二階堂さんとか、本当にいろんな人に協力してもらったし。

本当に、お世話になっています」。




仁科「では、シエラにハイルーフを乗せるメリットは?」。

竹野「一緒にラリーに参戦する柳川君が『この空間の狭さって、辛いよね』って。


そしたらちょうど、部品取り用のハイルーフがあったから乗せたんです。

これなら空間が広いから良いよねって」。



仁科「居住空間の改善のためだったんですね」。





竹野「でも、困ったことがあって。

こうなるとロールバーって間違いなくワンオフになるでしょ。
困ったなって思ってMRSさんに電話したんです。

そしたらMRSさんが作ってくれました。


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でも、作り上げるまで数カ月かかっていましたが」。




仁科「そのあとの作業はどんなことをしたのですか?」。


竹野「ロールバーが出来てから、車内のことに手を付けました。
タイヤを乗せるところを作ったり、工具箱を作ったり。

それで先日はお世話になった人たちに来ていただいて、披露目会もやりました!」

激闘!ガレージモンチのASIA CROSS COUNTRY RALLYへの挑戦! ラリーカーお披露目会 


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仲間と一緒に自らの仕事の延長でラリーカーを作り参戦する。
クルマ作りに関わっているラリー好きとしては、これほど楽しいことは無いでしょうね!


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ガレージモンチの詳しい情報は

激闘!ガレージモンチのASIA CROSS COUNTRY RALLYへの挑戦!

をご覧くださいね!



Minako Nishinaaxcrコメント(5)  
カテゴリ: インタビュー  ガレージモンチ