ASIA CROSS COUNTRY RALLY 2012 アジアクロスカントリーラリー AXCR2012

アジアクロスカントリーラリー2012 に関する情報を発信しています!

カテゴリ:インタビュー

吉野幸夫選手インタビュー

チームトライアングルでアジアンラリーに参戦する吉野選手にインタビュー!


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仁科「トライアングルで優勝して、念願のアジアンラリー参戦ですね!」

吉野「僕がずっとトライアングルに出ていたのは、優勝して副賞のアジアンラリーに参戦するためでした」。


仁科「四駆暦は?」

吉野「免許を取ってはじめに買った車がジムニーでした。

ジムニー2台、ランクル、Gと乗り継いでいます。

途中で四駆に乗っていない時期もありますが20年ぐらいですね」。





仁科「トライアングルに参戦したきっかけは?」

吉野「四駆仲間に誘われてです。


僕はバイクのエンディーロもやっていたこともあるのですが、
やるからには勝ちたいんです。

そして、その先にアジアンラリーがありましたから」。




仁科「どうしてアジアンラリーに出たいって思ったのですか?」。


吉野「僕はラリーが好きなんです。


子供のころから、パリダカが大好きで、憧れていました。

小学生の時に、パリダカの番組をビデオに録画して見ていたり。

そして、子供心に将来はパリダカに出たいって思っていました。


パリダカの創始者、ティエリー・サビーヌの

『私にできるのは、”冒険の扉“を示すこと。

扉の向こうには、危険が待っている。

扉を開くのは君だ。望むなら連れて行こう』っていうのが、もういいよね。

そして、トライアングルに出るようになって、

周りの四駆仲間がアジアンラリーに出てたから、

そんな話を聞いちゃうと俺もアジアンラリーに出たいって思うよね」。




仁科「ラリーのどんなところが好きなのですか?」。

吉野「アジアンラリーに参戦した仲間が、

ラリー中に現地でトラブルに見舞われたりしたのを聞いて

『俺だったらどうやって解決させるかな』とかシュミレーションしたり、

トラブルが起きたときにどうする?って考えたりするだけでも、すごく楽しいんですよ。


はまっている車をレスキューする方法を考えるのもすごく好きだし」。




仁科「となると、吉野選手にラリーはぴったりですね!意気込みは?」。


吉野「ゴールしたいよね。それだけ。後は楽しみますよ!


それに、自分が今までやってきたことが、どこまで通用するのかっていうのも楽しみ。


自分の持っているものはすべて出してラリーに参加したいですよね。


その次に何が見えるのか、っていう期待もあるしね。


そして、状況が整えば、来年以降の参戦も考えたいですね。


モトで出てもいいし。


でも最終目標はダカールラリーだから(笑)」。




一見、チャラそうに見える!?吉野選手ですが、ラリー好きでストイックな一面も!

今回のラリー参戦が、今後の吉野選手のラリー人生のスタートになるかも!?

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カテゴリ: チームトライアングル  インタビュー 

青野泰久選手インタビュー!

今回、アジアンラリーにチームトライアングルの一員として加わり参戦する青野泰久選手!


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どういった経緯でアジアンラリーに参戦することになったのか?
そして意気込みをインタビューしてきました!



仁科「今回、チームトライアングルに加わりアジアンラリーに参戦することになったわけですが、
どういった経緯で参戦することになったのですか?」。


青野「チームトライアングルの3人が、アジアンラリーに行くことになって、
3人で1台に乗るか、一人足して4人にして2人1台の2台にするかって話になったんです。

そこで、余っている僕を加えて4人にしようってことになりました。


なんか、たなぼた的でしたけど!」




仁科「青野さんは、どうしてラリーに参戦しようと思ったのですか?」



青野「周りのみんなが行っていて、いろいろ話を聞いていたから興味があったし、
今回みたいに、みんながいて、楽しいタイミングは今しかない!って思いました」。


仁科「オフロード暦はどれくらいですか?」。


青野「車の免許を取ったときからずっとオフロード車に乗っていましたね。
だから20年ぐらいですね」。


仁科「車歴は?」。

青野「ランクル80、TJ、CJ5,CJ7,ベンツのMクラス、Gクラス、
そしてまたCJ5,ウニモグ、ジムニーなんかも乗りました。

アメリカに留学していたときに、TJ,CJ5、CJ7に乗ってましたよ」。



仁科「そもそも、どうして四駆を買ったのですか?」


青野「マウンテンバイクやっていたから、そのフィールドに出かけるために買ったのが80でした。
でも、80を買ったらマウンテンバイクより、四駆のほうが面白くなっちゃった、ってところかな」。



*青野選手はマウンテンバイクのダウンヒルの全日本選手権で13位の成績の持ち主です。


青野「それからスキーもやるしね。
まぁ、乗り物として四駆が必要だったってことですかね。そのころはRVブームってのもあったしね」。


仁科「四駆の魅力って何ですか?」。


青野「改めて聞かれると、何が面白いかな~って思うけど。。。


長年乗ってるけど、時期によって楽しみ方が違うんだよね。


アクセル全開で突っ込んで行きたい、みたいなところがあって。


ちょっと危ないかなって思うくらいの域で遊べるのがいい」。


仁科「ちょっとスリルがあるぐらいの域を渡り歩くのが楽しいってこと?」

青野「そうそう、それが楽しいね」。




仁科「でもスピードに行かずにオフロードにいったんだ」。


青野「それは、うちの親父の運転を見ていて、あれはまねできないなって思って」。

*青野選手のお父さんは京都のタイヤ屋さん。趣味でダートのラリーに参戦していた。



青野「ダートで横向いたまま走れる人は、別世界だよね。それは真似できない。

でも、クルマで楽しむのは好きだったから、安全な速度でスリルを味わえるってのが、そこだった。

妥協してってわけじゃなくて、ちょうどそこがよかった、かな」。





仁科「では、アジアンラリーへの意気込みを!」。

青野「ラリーの現場で、自分の技量ならどれくらいで走ったら安全なのか、ってのを探しつつ、
楽しみたいです。


そして、ラリーの雰囲気を楽しみたい。


周りと一緒にわいわい、一緒にゴールして。


あそこが面白かったねーって、みんなで言いたいし、


誰かスタックしている人がいたらレスキューしたりして。


自分もスタックするかもしれないけど、それをなんだかんだするのが楽しみですね。

成績云々じゃなく、楽しむのが目的なので、みなさん一緒に楽しみましょう!」。


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カテゴリ: インタビュー 

青木拓磨選手インタビュー!

今回、新しいD-MAXを持ち込んでのアジアンラリー参戦となった青木拓磨選手に、
現地、タイにてインタビューを強行しました!



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AXCR2012






仁科「今年のラリーカーは?」

青木「去年と同様にHKSさんに協力してもらってコンピューターのセッティングをやってもらっています。
それからジャオスさんからホイールも協力していただいています!」


仁科「エンジンや足回りは?」


青木「エンジンはノーマルです。足回りはフロント、リヤともにカヤバさんのショックです」。


仁科「今年の体制は?」。


青木「去年と同じですね。ナビゲーターにタイ人のイトポンさん、
サードシートには福島県のオートガレージ21の椎根さんに座ってもらいます。

それからメディカルスタッフで三重県久居市のみどりクリニックさんから

医学療法士の先生が来てくださっています」。


仁科「今回の意気込みは?」

青木「新車のテストもかねて、シェイクダウンでアジアンラリー参戦となります。

だから、とりあえず6割ぐらいで走ってみようと思いますが、
最終的には優勝を狙った走りをしていきたいと思います」。

仁科「では、目標は優勝ですね?」。

青木「もちろんです!」。




やはり男の子!勝ちに行きますよ~!!





ラリー直前の忙しい中、お話を聞かせていただきありがとうございました~!


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カテゴリ: takuma-gp  インタビュー 

TEAM INNO 深野選手インタビュー!

今年、TEAM INNOで勝間田選手のナビとして参加する深野昌之選手に突撃インタビューしてきました!


2009アジアンラリーにも参戦していた勝間田選手。

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AXCR2009




その勝間田選手がD-MAXでアジアンラリーに参戦します!



そのナビゲーターが横浜のパワーハウスの深野選手です。


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AXCR2011




クルマはいすゞD-MAX!


しかも、その整備を行っているのが自らもアジアンラリーに参戦し続けている
現地スズキ自動車販売&メカニックのヴァンディッド氏!

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AXCR2009

ヴァンディッドといえば、アジアンラリーで初日にクルマを大破し、
ゴールに向けて路上ファクトリーで車を完成させていくチーム!



深野選手が乗る予定のラリーカーの出来上がりもギリギリの様子なので、
仕上げは路上ファクトリーで!?


ちなみに、そのラリーカーについているラリコンがJX555というもので、
深野選手は使ったことが無いそう。

あきんど号の辻本選手が使っているものと同じなので

辻本選手から取扱説明書をもらって、ほぼぶっつけ本番!で参戦とのこと。

でも、自分のラリーコンピューターもあるので、
それをタイに持ち込み時間があれば取り付ける予定だそうです。





チームとしてのんびり楽しくやりましょう、とのスタンスなので、きっと楽しめるでしょう!

目標は完走!

深野さんにとっての今年のアジアンラリーは未知数ですね~。








ちなみに、毎年恒例ビストロ深野は今年もオープン予定!


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カレーにシチュー、ふりかけなどは用意済みデス!
(深野選手はタイ料理が苦手)

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カテゴリ: インタビュー 

TEAM NAIRANインタビュー

去年、チームトライアングルとしてアジアンラリーに参戦した平賀選手と伊藤選手。


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AXCR2011 チームトライアングル 伊藤選手 平賀選手 佐々木選手


今年はプライベーターとしてアジアンラリーに参戦します!

その2人にインタビューしてきました!



仁科「平賀選手は2年目のラリーですね。去年のラリーはどうでしたか?」。

平賀「とにかく未知との遭遇でした。


覚えることが一杯だったから、自分の頭で考えてああしようとか、
こうしたらいいんじゃないかっていう発想は出来なかったよね。


教えてもらったことをこなしているだけだった。



楽しいのかツライのかも分らないところにいて、

毎日が新しい発見がずーっとあって。

あ、終わった。これがゴールなんだ、って帰ってきた」。


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AXCR2011

仁科「そして、今年は伊藤選手と2人でTEAM NAIRANで参戦ですね。
去年参戦して、今年も出たかった?」。


平賀「うん。出たかった。


運転する、しないは別にして、参加していたい、あの場にいたい、って強く思った。


去年があまりにも楽しすぎたからね。


ま、今年はいろんなことがあってもいいようにしていますけど」。




仁科「いろんなことってどんなこと?」。


平賀「迷う、壊れる、帰ってこられない、とかかな。

そんなことが、あったとしてもいいような準備をしようと思っていますが

いかんせん車がタイにあるので、何の準備も仕様がない。

だから、心の準備ぐらいしかやること無い」。


仁科「やることは、心の準備(笑)」


平賀「あとは、去年のコマ図をぺらぺらとめくってはみたものの、何の参考にもならず(笑)」。




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AXCR2011






伊藤「去年のコースは楽すぎたよ。なんの過酷さも無かった。SSもそうだし。

カンボジアいってからもそうだった。山岳も無かったしね。

迷って帰れない、この川を渡らないと先にいけない、とかもなかったしね」。





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AXCR2010





仁科「伊藤選手は2005、2009、2011年も参加していますね。その時はどうだったんですか?」。



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AXCR2009





伊藤「2005年のときは、この坂を上らなきゃ帰れないってのがあったからね。

自分達の車だけじゃなく、その坂を上がれない他のラリーカーも引っ張りあげたり。

それくらい過酷なレースが良いよね。


でも、そのコースの近くに住んでいる人もいるから、
晴れて乾いた路面だったら2駆でも問題なく走れるような道なんだろうけどね。

そこを四駆のレースで走るってのが、面白かったね」。





仁科「では、今年のラリーもそんな場面も期待していますか?」


伊藤「そーゆーのが欲しいって訳じゃないけど、僕らはラリー屋じゃないから。

僕らはクロカンだ何だってやってこの場に来ているから。

差が出るのは、差が詰められるのはそこしかないんだよ。

だから、そんな場面があったほうが、自分達の存在価値がでるし、実力を発揮できるからね」。




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AXCR2011




仁科「伊藤選手は、タイでラリーカーを買うという、思い切ったことをしましが、そこらへんは?」


伊藤「そうかな?。日本でポルシェを買った時ほど、思い切ってはいないかな」。





仁科「今年のラリーカーは?」


伊藤「もう2ヶ月乗ってないから分らないって!そりゃー、バッテリーも上がってるさ!」。


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*伊藤選手のラリーカーはタイにあります。

ときどきタイに行って車の整備(修理?)をして、
コツコツと仕上げています。(参考ブログはコチラ



仁科「目標は?」


平賀「僕らのチームは目標が一切無いから(笑)。

クラス優勝しようかとか、日本人トップになろうかとか考えてもいない。

でも自分の中で何かひとつ目標を持っていこうかとは思ってる。

完走はもちろんだけど・・・。

まぁ、ノーペナルティ完走したいのと、

スペシャルアワード賞をトライアングルチームから奪い取ることかな!」

(*チームトライアングルは、毎年「他の車をよくひっぱったで賞」的な
スペシャルアワードを受賞するのが恒例となっています)

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AXCR2010 チームトライアングル スペシャルアワード賞受賞!



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AXCR2011 チームトライアングル スペシャルアワード賞受賞!


仁科「今年のラリーは楽しみですか?」


平賀「楽しみですね~!去年の経験を経て、ラリーが何たるかもわかって行くからね。

あの時こうしようとか、こうなったらこうしよう、って自分で考えて動けるから、そこが楽しみです!



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AXCR2011


平賀「ただ、去年とまったく同じってわけに行かないのは分ってる。

車のレベルも上がっているし、求められてるレベルも高くなってるから。

だから今年は去年味わえなかったことを味わえたらいいなって思ってるし、
去年以上にやりがいはあるかな。


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AXCR2011



それから、今年はアジアンラリー初参戦の新しいメンバーが、
たくさん来るみたいだし、それも楽しみ!

ジムカーナの全国チャンピオンの川脇選手とか、
GTドライバーの井入選手とかね!


そんな人たちといろいろ絡めたらいいな。


彼らはオンロードの人だけどプロだから、当然、僕らとはセンスも桁違いだし
ラリー3日目、4日目にはどんな走りになるのかって想像すると楽しみだよね。

上から目線じゃなくてね(笑)


僕たちが彼らから得られるものは大きいと思うな」。









思うところあっての平賀選手の2年目のラリー!タイで車を買って参加する伊藤選手の4度目のラリー!
楽しみですね!

アジアンラリーって不思議なもので、1度出ると次も出たくなってしまうんですよね。

かくゆうワタシもその一人です(^_^;)

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カテゴリ: インタビュー  TEAM NAIRAN