ASIA CROSS COUNTRY RALLY 2012 アジアクロスカントリーラリー AXCR2012

アジアクロスカントリーラリー2012 に関する情報を発信しています!

カテゴリ:LEG2

Rally Report ⑮ 8/13 LEG2-4

地元タイ人が先導するラリーカーについて、サケオへ向かいます。

どこをどのように走っているか分からないので、

前の車から離れないように走りつつも、コマ図や道路標識を見ながら、

どこを走っているのかの手掛かりとなるような情報を見つけながら走ります。


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やがて、国道359号線に乗ったところでコマ図と一致する地点を見つけて、

先導するラリーカーについて走りながらも、コマ図を読みながらホテルへ向かいました。





今日の順位に関しては、車検の時に取り付けられたGPSでデータを取っているので、

それで出されるとのこと。


私としては、ちゃんとゴールは出来なかったものの、

取りあえず今日のSSを無事に走り終えることが出来てちょっとホッとした気持ちもありました。




それに、アジアンラリーでこのようなことはよくあること。


初参戦の川脇選手、井入選手に

「これがアジアンラリーですよ」

と言いながら、車を走らせました。





車の中では、今日一日の日程をサードシートから眺めていた井入選手も交えて、

たとえば「右に曲がる」と「右カーブ」の言葉の使いわけのような、

ドライバーとナビの間での、細かいコマ図の読み方のすり合わせなど話しました。






ホテルに到着。

サケオのこのホテルは、もう何度目だろう。


カンボジア国境に近い、辺鄙な街のホテルではありますが、すっかりお馴染みです。




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ARAN MERMAID HOTEL


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ラリーが来るよーっていう横断幕が!






ホテルに戻ると、すぐにラリーカーはメカニックへと預け、私はHQへ。


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駐車場ではすでに、ラリーカーのメンテナンスが行われています。


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ラリーのようなフィールドメンテナンスではキャスター付の寝板より

こういうシートを兼用した方が便利ですね!



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MOTOクラスの日本人チームは「TEAM JAPAN」として団結しているみたい!


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「ガレージ・モンチ」のジムニーは本日も順調にこなしたようです。


ホテルのパーキングでは発電機の音が響き渡りラリーの空気感が漂っています。

還ってきたラリーカーの整備がはじまります。






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今日一日を走り終えて、すっかりリラックスムードの川脇選手!

明日は過酷なサードシートです!覚悟しておいてくださいね~。




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コンペティターにインタビュー中の井藤怜さん。

以前はロスリン選手と組んで、アジアンラリーに参戦!

ドライバーとしての腕もなかなかで、レディース賞を何度も受賞した経験もあります。


今回はメディアとして、オフィシャルサイトなども担当!

ラリー中はほとんど寝ずにレポートを書いていました!


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そしてこちらもメディアとして参加した河村 大さん。

4X4マガジンの編集長の経験もある編集者!


2011年は一人でオフィシャルサイトの素晴らしいレポートを書いていました!









夜が更けてもメンテナンスは続きます。







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MOTOクラスはタイヤ交換やチェーンの点検など、大破したマシンは見当たらず・・



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こちらはTEAM 九州男児・・

なにやら深刻そうな雰囲気です

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ウイチャイさんもランクルを覗き込んでいますね

普段ならブレーキ周りなどの整備をする光景が見られるタイミングですが

トランスミッション付近でなにやらやってます。



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どうやら3速ギアを壊したらしくミッションの部品を探しているようです。

現地でトランスミッション部品を入手しましたが、復旧は出来なかったみたい。



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こちらは板ばねがぐにゃりと変形してしまっています。

立ち木にリアタイヤを引っ掛けたのでしょうか?

それにしてもすごい衝撃!


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サケオの市長さんチームはAXCR2012参戦の中では唯一の日産サファリです


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地元に戻っての本格的な整備です!

リアサスペンション付近を修理中~!



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青木選手もNEW D-MAXの整備状況を見にやってきました。



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Show Aikawa World Rally Team の2台のFJクルーザーはすでに整備を終えていました。




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明日の競技走行に向け、静かに眠りに就こうとしています。





ガレージモンチのパジェロは夜になってやっと戻ってきました。

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リアのドアパネルはもぎ取れて、リアホーシングも曲がってます!

SS中にコースアウトして立ち木に激突したようです

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ラリーの洗礼、と言ってしまうにはあまりにも過酷な状況を目の当たりにし、

言葉をかけることすらできず、

コンビニで買ってきたスポーツドリンクを差し入れするのが精いっぱいでした。



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http://axcr2012.ldblog.jp/archives/14166810.html

↑ この日の芳澤さんの現地レポートがコチラ



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選手たちはホテルでの夕食を取り、コースやクルマの状態などの情報交換です。

ここで食事をできるチームもあればメンテナンス作業に追われて食事もままならない

チームもあります。


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この日はダルニー奨学金のサポートを受けて学校に行っている子供たちを迎えての

セレモニーが行われました!




やがてHQで、今日の順位が発表されました。


その順位は????。

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どうしてこれが、今日の順位なの?


何が根拠でこのタイムなの???



あれれ~??


私たちより後にスタートして、私たちが193km地点でどうしようかと話をしているときに、

その場にいなかったラリーカーなのに、

どうして私たちより良いタイムなの~???



どこかのチームが抗議書を提出した、という話も聞きましたが、

結局のところ順位が変わらず。うーん。。。


これも、アジアンラリー・・・ですよね。



そして、夕食を食べた後のタイミングで大幅なコマ図の変更が発表されました。









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えぇ~!!今更!っていうタイミング。


掲示板の前にはコマ図を持ったナビの人たちが詰めかけててんやわんや。


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総合距離と、区間距離の計算の確認の計算を電卓で確認したりしているうちに、

刻々と時間は過ぎていきます。









速く寝て、明日に備えたいけど、コマ図も読み切ってないし~!



あーもー眠い!!



明日は9番手スタート、7時46分出発です!



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みんなが引き払った後も、Show Aikawa World Rally Teamのナビ、

安東選手と茅原田選手がコマ図のチェックを続けていました。


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カテゴリ: LEG2  Rally Report 

Rally Report ⑭ 8/13 LEG2-3


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SS2のスタートは、ラバープランテーションの中の一本道。

路面のギャップを拾って跳ね上がるラリーカーのの助手席で、

右手にボールペンを持ち、コマ図のページをめくり、ツイントリップのクリアボタンを押し

左手でコマ図を押さえます。


うわー、走り始めていきなりコマ図の距離とツイントリップの距離が一致しない!!


チョット慌て気味に、それでもなんとかナビをしていると

運転している川脇選手から

「これくらいのスピードで走って大丈夫か?」。




ひゃー、ちゃんとコマ図を追えてないのを感づかれた!?




この一言で、頭の中のゼンマイが(ゼンマイって・・・いまどきの子は分からないだろうなぁ)

ぎゅぎゅーっと巻かれる感じがして

あっという間に、以前ラリーに参戦したいたころの感じを取り戻しました!!

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一致しているように見えなかったコマ図とツイントリップとコースが

焦点が合うようにぴったり重なり、ドライバーを導くための道が見えてきました!





コマ図とツイントリップと路面を交互に見ながら、順調にコマ図を消化していきます。




スタートして数キロ走ると、オレンジ色のピックアップがブッシュの中に埋まってる!!?




バンディットだーーー!!!



ココは助けるべきかどうか、一瞬悩みましたが

バンディッドが私たちに向かって「助けてくれ!」ではなく「おれにかまわずイケー!!」

と言ってるように見えたので

ここは後から来るチームトライアングルに託して私たちは先を急ぐことに!!





バンディッドがハマっていた道は、コマ図通りの道。

もし、バンディッドがそこにはまっていなかったら、私たちもそこで足止めを食らったかも!?

私たちは、そこを右手に見ながらエスケープ!






ブッシュの脇の道を走っていたら、正面からオレンジ色のピックアップが向かってきた!


緩いカーブ。

ナビシートにいる私のところから走ってくる車にいち早く気づいたけど

ドライバーからはまだ見えないみたい!!




思わず「キャーーーーーー!!!」





と、オンナノコらしい悲鳴をあげてしまいました!!








サードシートで私の叫び声を聞いた井入選手

「キャー言うてたでー!!(笑)あとで、みんなに言ったろ~(笑)(笑)」


とか何とか言って走っていたら、こっちもミスコース!!


次のコマ図が無い!!




だからさっきのピックアップも引き返して来たんだ!!


私たちも慌てて来た道を引き返します。


「(さっきみたいに)正面から車が来るかもしれないから、気をつけてくださいね」。




うーん、どこで間違えたんだ~?って感じでしたが、

井入選手が「ここちゃうかー?」と本来の道を見つけてくれました!



確かにこれは間違い易いかも!!

って感じのところでしたが、一度のミスコースで何分もロスしちゃうんだから、

気を引き締めてナビをしないと!!




ちなみに、このあとも何度も井入選手の眼の良さに助けられました!!


さすが、何百キロものスピードでサーキットを走っている人は、眼が違うのでしょうか!?





34キロを過ぎたところで、間もなくピタックポイントです。


スタートの人が言ったように、本当にピタックはいるのでしょうか?






すると・・・・・








クルマの高さほどある、背の高い草むらの向こう(今思えばトウモロコシだったか?)、

夏のタイの太陽がギラギラと照りつける光の中に、すらっとした人のシルエットが!!




もちろんそれは、ピタックさん~!!!



ピタックさんいた~!!!




ピタックさんは、助手席に寄ってきて、私のコマ図にさらさらと赤ペンで書き込み始めました。


そして、コマ図では直進になっているところを左折して

そのまま道なりに3キロ走れ!


その後のコマ図は無し!

そうすると、突き当たるからそこを左に行け!

それが34.75㎞のポイントだ!!



と、言っているようないないような。。。。



よくわからないけど、その時に私とピタックさんが私のコマ図に書いた指示がこれ。




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ピタックさんは、私のコマ図を手に持つと、

コマ図を取り消すようにさらさらと赤線を引き


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34.75kmのコマ図の数字に丸をすると、

つきあたりを左に行くようにと書きこみました。



そんな指示って~!!!

これじゃぁ、総合距離も、区間距離もよくわからなくなっちゃうし、

その後のコマ図の数字だってかわってきちゃうじゃーん!!!


と思っていても、しかたありません。

みんな、同じように指示されてゴールを目指すのです!

あとは勘に頼るのみ!!!


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このあと、迷ったチームもあったみたいですが、

私たちのチームは運よくオンコースに戻れて一安心!!


でも、総合距離が違っちゃってるから、このあとは区間距離でナビをするしかありません!!



不安な気持ちを持ちつつも、コマ図の絵と、実際の道路状況と、区間距離を照らし合わせて、

オンコース上をはしっていることを確信しながらナビをします。




不安な気持ちをドライバーに悟られてはなるまい!!



そして、前日の公示で示された、大きくコマ図が変更された場所へとやってきました。



川脇選手にはスタートする前に


「今日は、大きくコマ図が変更になっているところがあります。

ここは急きょ変更になった場所だから、ちゃんとしたコマ図が作れていない可能性もあるので

ちょっとゆっくり目に走ってくださいね」


とお願いしておいた場所。


ドライバーのペースを乱さないように、でも、少しゆっくり目に走ってもらうように伝えました。


変更されたコマ図のページを見ながら走っていると、

左手にラリーカーが停止しているのが見えました。



インドチームです!!

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AXCR2012


2人のクルーが、ピックアップの荷台に腰をかけて座っています。



「どうしたんですか~!?」

助手席の窓を開けて(日本語で)声をかけると

どうやらマシントラブルのよう。


そう言いながらも、すかさず今いる位置をナビの人と確認。



案の定、距離とコマ図がちょっとずれてた!!

確認できてラッキー!!!



そして、47.84km地点。

総合距離をちょっとマイナスして46.76kmに「RE・CAL」


RE・CALなんてラリーやってて初めてお目にかかる言葉だったけど、

まぁ、46.76に修正してね!ってことでしょ。



ってことで、ここもあらかじめドライバーに

「コマ図の修正があって、途中で距離を修正しなきゃだからちょっと止まってください~」


とお願いしていたポイント。











もたもたしちゃって、修正がスムーズにできず。

(言い訳ですが、機械の問題もあるんです!)


1秒でも速く走りたいドライバーさんには、かなりイライラさせてしまったよう。

「もう行ってもええか?」

そう何回か聞かれるうちに、修正が終わらなかったけどGO!!

あとは、私の頭の中で修正しながら走ることに!!




RE・CALポイントのすぐ先では、チームメートの応援隊が

大声援を待ち構えていて、私たちが走り去るのを大声援で出迎えてくれました!!!



その歓声の間を一瞬で走り去り、またプランテーションの中へとラリーカーを走らせます!



114.83km走ったところでPC STOP!



サービスエリアにつくと、タイ人のメカニックたちが、一斉に私たちのクルマの整備を始めました!





そして、私たちには冷たいおしぼりと、飲み水が手渡されました!


うわぁー!F1みたい!!

こんなVIP扱いでいいのでしょうか!?




30分の時間をおいて、SS後半がスタートです!



ここで、めちゃくちゃだったツイントリップの数字とコマ図の数字を調整。

いちいち頭の中で足し算や引き算をする必要が無くなって

これでナビしやすくなる!!




そのあとは、コマ図とツイントリップの数字がピッタリあって、

気持ちよくナビができました。


ちょっと余裕も出てきて、曲がるタイミングのカウントダウンなんかもできるようになって

しかもそれがビシーっと決まったりして、ナビのし甲斐もあるってもんです!!


気持ちよく走れて、ラリーを楽しんでる!って気持ちで満たされいたときです


リスタートしてから77㎞走ったっところ、193.33kmの手前で

ラリーカーが何台も停まっています。


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STOPのコマのとこね。



右手は畑、左手はブッシュ。

突き当って右に曲がり、左手の林の中へはしるようにコマ図には書かれていました。

私たちは、その突き当りの手前で、前にいるクルマの後ろに車を止めました。


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今気がついたけど、このラリーカーの向かって右後ろに看板が。

コマ図どおりだ!!




するとすこし先で停車していたチーム九州男児のナビの内田選手から

「ミナコチン、日本チームで4番目だよ~!速いねぇ!!」と言いながら、歩いてきました。



「この先で何があったの?」と聞くと

その左に入る細い道に地元のクルマが止まっていて先に進むことが出来ず、

本部とも連絡を取っているけど

今は、ここで待機しているしかないとのこと。


ええええええ!


せっかくココまで良い調子で気持ちよく走ってきたのに~!!!


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しかし、すでに本部と今後の対策を練っているよう。



どうするの?どうするの?どうなるの?





と言っている間に、T字路をコマ図と反対に左手に曲がって

ここからオンロードに出て、コンボイでホテルに戻るという話になりました。


そして、ここまでのタイムはGPSで拾っているから、それで順位が出される、とのこと。


コマ図を確認すると、ゴールまで残りはあと15kmほど。


ラリーが続行していたら、あと30分もしないうちにゴールできる距離にいるのに!



せっかくここまで気持ちよく走ってきたのに、

このSSをゴールできないなんて!!!!


とはいうものの、仕方ない。。。


ということで、タイ人が率いるラリーカーについて、サケオのホテルに向かうことに。



どの様な状況であっても対応しなければならないのが、クロスカントリーラリーなのです。

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カテゴリ: LEG2  Rally Report 

Rally Report ⑬ 8/13 LEG2-2

SS2スタート地点は、ラバープランテーションの中。

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ラバー、つまりゴムの木です!




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天然ゴムは、このようにゴムの木の樹皮を傷つけ、

あふれてくる樹液を集めて作られます。


なんと、タイは世界最大の天然ゴム輸出国なのです!




そして、そのゴムの木には、コース変更を知らせるインフォメーションが。

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実は前日、HQ(ヘッドクォーター)前の公式掲示板に、

コマ図の変更を知らせる通知がたくさん出ていました。

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下から2コマ目、46.04㎞のところで、右折するところが直進に変更。




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右に曲がるところをホワイトで修正してあります。

この先はずっとコマ図が変更に!!


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で、一番下のコマの47.84㎞の地点で、総合距離を46.76に修正して



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そこから上から2番目の、本来のコマ図に従って走るのです。


ちなみに、46.76のコマ図からわかるように、

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修正されたコマズ図を90度左に傾けると、

本来のコマ図になります。



本来なら下から行って左に曲がるはずだったところを

右から来て直進するような道に代わっているってことですね。

(前日の時点で修正が発表されていたので、マーカーもそのようにしてあります。

修正のコマ図の交差点部分のマーカーが無いのは、テープが張ってあって、色が乗らなかったから)











そして、SSスタート地点にて、さらに新たなコマ図の変更が言い渡されました。

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「34.03km地点にピタックさんがいるから、その指示に従え」と。


えぇ~!???

なにそれ~!?

今まで何回かこのラリーに参戦していますが、

こんなコマ図の変更は初めてです!












私のようにラリーに出たことのある人ならピタックさんが誰なのか分かりますが、

今年初めてラリーに参戦した2輪のライダーの人たちには、ピタックさんがだれなのか、

よくわかっていません。(ブリーフィングの時に、偉い人たちの席にいたけど)


つまりは

「34.03km地点にタイ人がいるから、その指示に従え」となるわけですよ。


ちょっと待ってよ~。


コマ図だけが頼りの競技で、どこの誰だか(ライダーには)分からない

タイ人の指示に従った走れだなんて!!






さすがです!

これぞアジアンラリー!?




SSの入口に、車を並べて自分たちのスタート時間まで待機します。



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こんなときは、他の競技者とコミュニケーションをとるタイミングでもありますね!

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ナビ同士でコマ図の変更の確認をするのも重要です。

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バンディットはやっぱりバンディット!





私たちのチームも準備万端!

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首に巻いたタオルがカッコ悪いですが、

4点シートベルトが首にあたってこすれていたくなるのを防ぐため!






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コチラガレージモンチのパジェロ号!

ドライバーは西村選手、ナビゲーターは中部地区のジャンレノこと道畑選手!



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サードシートの井原選手も準備万端!



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まもなくスタートです!





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そして、私たちのチームは9時43分にスタート!

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うわぁ~、今この写真を見るだけで、スタート前のドキドキした気持ちがよみがえってくる!!


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本格的な今日から。

このSSはコマ図の変更がたくさんあったし、ちゃんとコマ図が読めるか不安な気持ち!!


二人のドライバーを無事にカンボジアまで導くのが私の仕事。



気持ちを落ち着けて、スタートの時を待ちます。





30秒前・・・・・・




15秒前・・・・・・




5・・・・



4・・・・・



3・・・・・



2・・・・・・



1・・・・・・



GO!




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始まりました~!!!はじまっちゃいましたよ~~~!!!









#11 BANDIT PANTHITA選手!

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#22 TEAM NAIRAN!


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#23  Garage-monchi world rally team !



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去年の優勝チームは#1のABTEC SITTHIPHOL GROUP  ISUZU BRIDGESTONE!

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下野四駆会のステッカーが目立っている、
#10 チームトライアングル☆LRBの吉野選手、熊井選手組!

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#20 SAKAEO OFF ROAD!


この車、クロカンは得意そうだけど、ハイスピードにはどうなのか!?

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そして、我がチームの1号車、#15 Two & four asian rally teamの
青木選手とRoslyn SHEN選手!


昨日のSS1では痛恨のミスコースにより15分のペナルティがつき、

私たちより後のスタートとなっていますが、

青木選手は世界各国の競技に参戦しているツワモノです!


どれだけ追い上げてくるのかがコワイ~!!






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昨日のリザルト順に、2分おきにスタートします!




2分の距離なんてすぐに追いつかれてしまいそうですが、

これがなかなか。


ミスコースしたり、スタックしたり、クルマが故障したりのトラブルが無ければ

後続の車に追い付かれるということは、なかなかありません。


つまり、こっちも必死になって走っていても、

先行する車に追い付くことはも、そうそうないのです!


たまに、何百キロも競技区間を走っているのに、

他の車の影すら見なかった!なんてこともあって、

なんだか自分たちの車1台だけで走っているかのような錯覚になることもあり

ラリーって意外と孤独なんです!



四輪の次に2輪がスタート!


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池町選手、コマ図のチェックをしています。

バイクのコマ図は、ロール紙状になっていて、

これをまきまきしながら走るんですよね!


オフロードを走るだけでも大変だとおもうのに、

コマ図を見ながら走るなんて!!



はたして、コマ図の34.03㎞地点で、ピタックさんに会えるのかどうか!?





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こちらの方は、ヘルメットにGo-proをつけてますね!






2輪の後はアドベンチャークラスもスタートです!

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競技ではないし、コンボイではありますが

ラリーカーが走るとの同じ道を、競技者が使っているのと同じコマ図を見ながら走るのが

アドベンチャークラスです!



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ほら、樹のところにアローマーク(赤い三角の矢印の掲示)があるでしょ!

競技区間を走っていることを感じさせる写真です!!








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って、象?

SSの途中で象がいた!??


私は見られなかったのですが、アドベンチャークラスの人たちは目撃した模様!!


私も見たかった~!!








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そしてこれは誰?


SSのスタート地点にいた人なんですが~。


これは、日焼け予防のためのマスクでしょうか????


つづく



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カテゴリ: LEG2  Rally Report 

Rally Report ⑫ 8/13 LEG2-1

LEG2の朝です!

本格的なSSが始まるのは今日から!

なのでいよいよ本番!といった感じです。


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本日のスケジュール!

7時に一番スタートの車がホテルを出発!

私たち#19は、昨日の成績が14番手だったので、7時28分スタート!
(スタート順は前日の成績順に、2分ごと)



この時に、ナビは自分たちの車のスタート時間だけをチェックするのではなく、

自分たちの前や、前の前、そして自分の後ろぐらいまでのラリーカーをチェックしておいて

「○○番の車の後についてくださいね~」なんて言えるようにしておきます。



スタート前って車が列になって並んでるから

どの車の後についていれば良いのかとか、どの車の前にいればいいのかが

分かっていると、安心して並んでいられます。



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その時のメモ。

下に並んだ数字が今日のスタート順。

右上にはドライバーズミーティングの時にメモした内容が書いてありますね~。


って、ジャングルでロスト(道を見失う)しやすくて、多くのジャンクションって書いてあるだけですが!



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そしてこれがオーバービューマップ。

コースがマーカーでなぞってあります。






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我がチームのラリーカーも整備を終えて準備万端!




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本日のドライバーは川脇選手!腕が鳴るぜ~って感じでしょうか!?



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そしてこちら、サードシートの井入選手。

ちょっと目がうつろなのは、ハンドルを握っていないからでしょうか!?




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Roslyn SHEN選手は相変わらず美しい!

でも、彼女は履いているのは、15号車ドライバーの青木選手にもらった「おっさんジャージ!」

自ら「オッサンスタイル!」と笑っていました!




コチラは下野四駆会代表、内野選手!

下野四駆会のステッカーはタイで目立ってましたよ~!


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吉野選手も準備はいいでしょうか?

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ホテルの駐車場からロードセクションがスタートします。



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タイムカードをもらったらサインをします。




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ドライバーの川脇選手、ノリノリですねぇ~!



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ワタクシは、ツイントリップの係数の確認!



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7時28分、ホテルをスタートです!




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こちらはサケオ市長さん!

うーん、知り合いの誰かに似ているような???


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ちなみに、今日の宿泊地はサケオです!





TEAM NAIRANもスタートです。

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チームトライアングル☆LRB!

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AOKITakatsugu 選手とRoslyn SHEN選手!

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ほら、青木選手とRoslyn SHEN選手はおそろいのおっさんジャージはいてるでしょ!


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ちなみにタイムカードはコレ!

スタッフの方が、朝のスタートの時に配ってくれます。




スタートを待つバイク選手の面々。

バイクチームは四輪の次にスタートです!

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#26

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四輪が全てスタートしたのちに、二輪がスタートします。

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この日はパタヤからサケオへ向かう日。

つまりは宿泊しているホテルをチェックアウトして、荷物をまとめて、

その荷物をトラックなり、チームのサポートカーなりに積んでもらわなければなりません。


さらに!ラリーカーはHQのあるアイビスホテルに置いてあることに、朝食をとっているときに気づきました!


いまいるホテルから、HQのあるアイビスホテルまでは歩いて3~5分ぐらいなんだけど

チェックアウトして、どこにあるのか分からないチームの車に荷物を積んで、

アイビスまで車を取りに行って・・・

パタヤの街は一方通行が多いし、アイビスまで行って、車を取ってきたらスタート時間に間に合わないかも!?



なーんて一人でパニックになっていたら、

井入選手に「落ち着けって。慌てんでもええって」と。

早速私のパニクリ症候群が露見してしまってオハズカシー(汗)


上記の写真を見ればわかるように、ちゃんとスタート時間には間に合っているのですが

運よくサポートカーが通りかかったり、チェックアウトを他の人に無理やりお願いして何とか、って感じでした。


ふー、焦った焦った。


117kmのリエゾンを走って、SS2スタートです!


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SS2スタート地点!

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カテゴリ: LEG2  Rally Report 

AXCR 2012 大会スケジュール 8月13日 LEG2

MAP

LEG2

8月13日の日程です!

この日はパタヤから国境の街、サケオへ移動する日ですね。
朝からチェックアウトやら、スーツケースをサポートトラックに積んだりするので、
余裕をもって起きましょう!

時間があれば、こんな写真が撮れたりしますよ!
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AXCR2011


昨日のSSのタイム順がスタート順になります。

7:30 一番スタートのクルマがSS2のスタートポイントに向けてホテルを出発します!

大体、スタート時間の1時間から遅くても30分前にはラリーカーのところにいて
ウォッシャー液を入れたり、窓を拭いたり、荷物の固定をしたりしてましたね。

そうそう、ラリー中はウォッシャー液がすぐなくなるんですよね。

毎日、何リットルも補充してた。

あと、泥でウォッシャー液のノズルが詰まることもあるから

それようの針金を用意したりしてた!




そこから120km先のPrachinburi(プラチャンブリ)まで2時間30分で走ります。

Prachinburiは去年のLEG2の宿泊場所ですね。

もしかしたら、去年のLEG3と同じようなところを走るのかもしれませんね。




10:00 ラリーカー到着!
 ナビは、タイムコントロールに行って、タイムカードのチェックとかします。


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AXCR2011


 アジアンラリーのタイムコントロールは、道沿いにビーチパラソルとテーブルがあって
 そこに係りの人がいます。その5分後にSSがスタートします!


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AXCR2011

10:05 SSスタート!

250kmの距離を5時間30分以内で走りきらなければなりません!

1番スタートのクルマだと15:35分までにゴールしなければならないんですね。

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AXCR2011 LEG3





ただ、おそらく途中でPCがあると思われます!

給油もしなきゃだし、お昼も食べたいしね。

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AXCR2011 LEG3











メカニックはドライバーが休憩している間に、車のチェック!

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AXCR2011 LEG3


この表を参考に、仮に3時間25分でSSをゴールしたとして

13:30 SSゴール!



そこから次の宿泊地であるサケオのホテルまでは、100km。2時間で走ります。

ホテルに戻るまでの間に、洗車をしたり
車が大きく壊れたしまったりすると、整備工場などに車を入れて溶接してもらったり
必要なパーツ類を買い探したりする必要があります。





ちなみに洗車風景はこんな感じ。


ACXR2009 Leg3 RS7

タイの洗車場の目印は、車が上がるお立ち台があること。

ガソリンスタンドに併設されていることもあるし、
洗車専門の所だったりもします。

これだけ洗ってもらって、150~300バーツぐらい
(450円~900円ぐらい?今はもっと安い?)ですね!


15:30 サケオのホテルに到着。

オフィシャルの読みでは、
この日のLEGは一番スタートのクルマで
この時間にホテルに戻ってこられるってことになってますね。


でも、SSをマックスタイムギリギリで走ればホテルに戻るのは17:30になります。

1番スタートのクルマでこれだから、最後のほうのチームだと
ホテルに戻るのが暗くなっちゃうかもしれませんね~。

まぁ、ラリーは速く走ることはもちろんですが、
確実に走ることも大事。

車を壊さず淡々と走っていれば、いつのまにか順位があがっていく。。。というのが
今までの経験です。

もちろん、1位2位を争うチームはそうも行かないと思いますが~。

この日の走行距離はSS250km、RS220kmの計470km!


そして、ホテルで夕食をとり、翌日のLEGに向けて準備をします。



メカニックがいないチームが、ひとたび車を壊してしまうと

整備を深夜まで行う→寝不足になる→注意散漫→走りやナビゲーションにも支障→さらに車を壊す

というサイクルに陥りがち!


AXCR2009 LEG3





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AXCR2011


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AXCR2011

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AXCR2011




ラリーでは車を壊さずに走る、というのも大事なんですね~。

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AXCR2011 LEG3

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カテゴリ: LEG2  公式サイトより